育成環境
日当たり日向から半日陰を好むが、環境適応力が非常に高い。
水やり適度な湿り気を好むが、乾燥にも耐える。
温度非常に耐寒性が高く、幅広い温度帯で生育可能。
特徴
- 葉 : 退化して鞘状になり、茎の節をハカマのように囲む。光合成は緑色の栄養茎(スギナ)で行う;
- 花(胞子茎) : 花は咲かない。春に淡褐色の胞子茎(ツクシ)を出し、頂端に六角形の胞子葉からなる胞子嚢穂をつける;
- 茎・根 : 地下茎を地中深くに長く伸ばして旺盛に繁殖する。栄養茎は緑色で、節から輪生状に細い枝を出す。
育て方
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり与える(地植えの場合はほぼ降雨のみで可)
肥料
不要. 非常に強健で痩せ地でも育つため、肥料は基本的に不要。
茶殻の抽出液:あえて鉢植えで育成する場合、出がらしの緑茶の葉を水に浸した上澄み液を薄めて与えると、穏やかな窒素補給になる。塩分や油分を含まないよう注意。剪定
- 枯れ葉の除去:冬に地上部が枯れたら根元から刈り取る。
- 間引き:鉢植えで密生しすぎた場合は、風通しを良くするために古い茎を根元から切る。
- 駆除(雑草として):地下茎で増えるため、地上部を刈るだけでは再生する。不要な場合は根を深く掘り起こす必要がある。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCA基準に準拠。チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症のリスクがあり、神経症状を引き起こす可能性がある。
人: 生食や大量摂取により、含有するチアミナーゼやアルカロイド(エキセチンなど)が原因でビタミンB1欠乏症や胃腸障害を起こす恐れがある。食用(ツクシ)にする場合は十分なアク抜きが必要。
用途と文化
文化: 春に顔を出す「ツクシ(土筆)」は春の風物詩として親しまれ、和歌や童謡にも数多く登場する。
用途: ツクシは袴を取ってアク抜きし、佃煮や卵とじなど食用にされる。スギナは乾燥させて生薬(問荊)やスギナ茶として利用される。
