育成環境
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好む。
水やり土の表面が乾いたらたっぷりと与える。
温度温暖な気候を好むが、ある程度の耐寒性も備える。
特徴
- 葉 : 対生する奇数羽状複葉。小葉は楕円形から卵状楕円形で、油点があり強い特異臭を放つ;
- 花 : 枝先に集散花序を出し、黄緑色から白色の小さな5弁花を多数密生させる;
- 樹皮 : 灰褐色で平滑、丸い皮孔が散在する;
- 果実 : 秋に赤褐色に熟す5裂の扁球形蒴果で、黒い種子を含む。
育て方
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり
肥料
芽出し前に緩効性肥料. 春先の寒肥として有機質肥料を与え、生育期には状態を見て追肥を行う。
茶殻堆肥:抽出後の茶殻を乾燥させて土に少量すき込む。通気性の向上に役立つが、未発酵のまま大量に与えるのは避ける。剪定
- 時期:落葉期の1月〜2月が適期。
- 間引き剪定:採光と通風を良くするため、込み合った枝や徒長枝、枯れ枝を根元から切り落とす。
- 樹形維持:大きくなりすぎるのを防ぐため、全体のバランスを見ながら切り戻しを行う。
- 害虫対策:ミカン科のためアゲハチョウの幼虫がつきやすい。剪定で風通しを良くし、発見次第捕殺する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ミカン科特有の精油成分(リモネンなど)を含み、猫の肝臓では代謝しにくいため中毒のリスクがある。
人: 果実は生薬として利用されるが、精油成分を含むため過量摂取により胃腸障害やのぼせを引き起こすことがある。
用途と文化
文化: 中国では重陽の節句(旧暦9月9日)に、茱萸(ゴシュユ)を入れた袋を身につけて小高い山に登り、邪気を払う風習がある。
用途: 果実は秋に未熟な状態で採取・乾燥され、漢方薬「呉茱萸(ごしゅゆ)」として鎮痛、健胃、保温に用いられる。
