育成環境
日当たり半日陰~日向を好むが、株元は直射日光を避け涼しく保つ。
水やり土の表面が乾いたらたっぷりと与える。過湿による球根の腐敗に注意。
温度耐寒性は高いが、極端な夏の暑さと乾燥には弱い。
特徴
- 葉 : 互生、広披針形~卵状楕円形、長さ7–18cm、幅2–6cm、無毛で明瞭な平行脈を持つ;
- 花 : 総状花序に数個~十数個の花を下向きにつける。花被片は強く反り返り、白地に紅色の斑点(鹿の子模様)と突起がある。芳香が強い;
- 茎 : 直立し、紫褐色を帯びることが多い。地下に淡黄白色の鱗茎を持つ。
育て方
水やり
土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり
肥料
芽出し肥として緩効性化成肥料. 窒素分が多すぎると軟弱に育つため、リン酸・カリウム中心に施す。
バナナの皮の浸出液:細かく刻んだバナナの皮を水に1〜2日浸し、その上澄み液を水やり代わりに与える。カリウムが豊富で、花後の球根肥大を助ける。虫の発生を防ぐため土の表面に残渣を置かないこと。剪定
- 花が終わったら、種子に栄養を取られないよう花首のすぐ下で切り取る。
- 葉と茎は光合成を行って球根を太らせるため、秋に自然に黄色く枯れるまで切らずに残す。
- 晩秋に地上部が完全に枯れ上がったら、地際で刈り取って整理する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく:ユリ中毒を引き起こす猛毒。花粉、葉、花弁、生け水など微量でも急性腎不全を引き起こし致死的。
人: 特記すべき毒性はなく、鱗茎(百合根)は加熱して食用にされることもある。
用途と文化
文化: 花弁の紅色の斑点が、小鹿の背中の模様(鹿の子斑)に似ていることが和名の由来。
用途: 庭植え、鉢植え、切り花。かつては鱗茎が滋養強壮の薬用や食用とされた。
