カノコユリ (Lilium speciosum)

カノコユリ

Lilium speciosum

夏の終わりに反り返った美しい花弁を見せる。ユリ科の多年草;別名:ドヨウユリ。

半日陰~日向を好むが、株元は直射日光を避け涼しく保つ。
2/week
普通
🌱

育成環境

☀️
日当たり半日陰~日向を好むが、株元は直射日光を避け涼しく保つ。
💧
水やり土の表面が乾いたらたっぷりと与える。過湿による球根の腐敗に注意。
🌡️
温度耐寒性は高いが、極端な夏の暑さと乾燥には弱い。
🔍

特徴

  • : 互生、広披針形~卵状楕円形、長さ7–18cm、幅2–6cm、無毛で明瞭な平行脈を持つ;
  • : 総状花序に数個~十数個の花を下向きにつける。花被片は強く反り返り、白地に紅色の斑点(鹿の子模様)と突起がある。芳香が強い;
  • : 直立し、紫褐色を帯びることが多い。地下に淡黄白色の鱗茎を持つ。
🛠️

育て方

水やり

土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり

肥料

芽出し肥として緩効性化成肥料. 窒素分が多すぎると軟弱に育つため、リン酸・カリウム中心に施す。

バナナの皮の浸出液:細かく刻んだバナナの皮を水に1〜2日浸し、その上澄み液を水やり代わりに与える。カリウムが豊富で、花後の球根肥大を助ける。虫の発生を防ぐため土の表面に残渣を置かないこと。
剪定
  • 花が終わったら、種子に栄養を取られないよう花首のすぐ下で切り取る。
  • 葉と茎は光合成を行って球根を太らせるため、秋に自然に黄色く枯れるまで切らずに残す。
  • 晩秋に地上部が完全に枯れ上がったら、地際で刈り取って整理する。
⚠️

毒性

注意:この植物には毒性がある可能性があります。

ペットと人

ペット: ASPCAに基づく:ユリ中毒を引き起こす猛毒。花粉、葉、花弁、生け水など微量でも急性腎不全を引き起こし致死的。

人: 特記すべき毒性はなく、鱗茎(百合根)は加熱して食用にされることもある。

📖

用途と文化

文化: 花弁の紅色の斑点が、小鹿の背中の模様(鹿の子斑)に似ていることが和名の由来。

用途: 庭植え、鉢植え、切り花。かつては鱗茎が滋養強壮の薬用や食用とされた。