育成環境
日当たり直射日光を避けた明るい半日陰を好む
水やり乾燥には極めて強いが、生育期は適度な湿度を好む
温度耐寒性・耐暑性ともに高い
特徴
- 葉 : 鱗片状の小さな葉が密生する。乾燥時は内側に巻き込んで丸く縮こまり、水分を得ると平らに展開する変水性を持つ;
- 花 : N/A(シダ植物のため花は咲かず、枝先に四角柱状の胞子嚢穂を形成する);
- 茎 : 根茎から多数の枝を放射状に広げ、細かく分岐する。古い茎は絡み合って仮幹を形成する。
育て方
水やり
表土が乾いたらたっぷりと与える
肥料
薄めた液体肥料を極少量. 多肥は根腐れの原因になるため、生育期の春と秋に規定より薄めた液肥を与える程度で十分です。
米のとぎ汁(上澄み):米のとぎ汁を半日ほど置き、上澄み液をさらに水で2倍に希釈して与えます。土壌の有用微生物を活性化させますが、与えすぎによるカビや虫の発生に注意してください。剪定
- 枯れ葉の除去:完全に茶色く枯死した下葉や枝を根元から切り取り、風通しを良くします。
- 休眠期の注意:冬場に葉が丸まって茶色くなるのは休眠の正常な姿(変水性)であり、枯死ではないため切らないよう注意します。
- 植え替え時の整理:数年に1度、春の植え替え時に傷んだ根や古い仮幹を整理します。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAの基準において、イワヒバ属(Selaginella spp.)は非毒性とされています。
人: 特記すべき毒性は報告されていません。
用途と文化
文化: 江戸時代から「巻柏(イワヒバ)」として古典園芸植物の対象となり、葉の変異を楽しむ多くの品種(銘品)が作出されてきました。
用途: 盆栽、山野草の鉢植え、庭園の石組み、テラリウム(同属の他種)
