イワヒバ (Selaginella tamariscina)

イワヒバ

Selaginella tamariscina

枯死したように見えても水で蘇る、生命力の象徴。イワヒバ科の常緑シダ植物(小葉植物);別名:イワマツ。

直射日光を避けた明るい半日陰を好む
2/week
普通
🌱

育成環境

☀️
日当たり直射日光を避けた明るい半日陰を好む
💧
水やり乾燥には極めて強いが、生育期は適度な湿度を好む
🌡️
温度耐寒性・耐暑性ともに高い
🔍

特徴

  • : 鱗片状の小さな葉が密生する。乾燥時は内側に巻き込んで丸く縮こまり、水分を得ると平らに展開する変水性を持つ;
  • : N/A(シダ植物のため花は咲かず、枝先に四角柱状の胞子嚢穂を形成する);
  • : 根茎から多数の枝を放射状に広げ、細かく分岐する。古い茎は絡み合って仮幹を形成する。
🛠️

育て方

水やり

表土が乾いたらたっぷりと与える

肥料

薄めた液体肥料を極少量. 多肥は根腐れの原因になるため、生育期の春と秋に規定より薄めた液肥を与える程度で十分です。

米のとぎ汁(上澄み):米のとぎ汁を半日ほど置き、上澄み液をさらに水で2倍に希釈して与えます。土壌の有用微生物を活性化させますが、与えすぎによるカビや虫の発生に注意してください。
剪定
  • 枯れ葉の除去:完全に茶色く枯死した下葉や枝を根元から切り取り、風通しを良くします。
  • 休眠期の注意:冬場に葉が丸まって茶色くなるのは休眠の正常な姿(変水性)であり、枯死ではないため切らないよう注意します。
  • 植え替え時の整理:数年に1度、春の植え替え時に傷んだ根や古い仮幹を整理します。
⚠️

毒性

注意:この植物には毒性がある可能性があります。

ペットと人

ペット: ASPCAの基準において、イワヒバ属(Selaginella spp.)は非毒性とされています。

人: 特記すべき毒性は報告されていません。

📖

用途と文化

文化: 江戸時代から「巻柏(イワヒバ)」として古典園芸植物の対象となり、葉の変異を楽しむ多くの品種(銘品)が作出されてきました。

用途: 盆栽、山野草の鉢植え、庭園の石組み、テラリウム(同属の他種)