育成環境
日当たり直射日光を避けた明るい日陰(遮光率50〜70%程度)を好む。強い光は葉焼けの原因となる。
水やり多湿を好むが、用土の過湿は根腐れの原因になるため、表面が乾いたらたっぷりと与える。空中湿度が重要視される。
温度温暖な環境を好む。寒さに弱いため冬場は15℃以上を保つことが望ましい。
特徴
- 葉 : 卵形から円形で、他のアンスリウムに見られる葉の付け根の切れ込み(洞)がないのが最大の特徴。表面はダークグリーンのベルベット状で、銀白色の葉脈が目立つ。
- 花 : 緑色から紫がかった仏炎苞(スパース)と、黄色から緑色の肉穂花序(スパディクス)を持つ。
- 茎/根 : 短い茎から太い気根を出し、樹木や岩に着生する。
育て方
水やり
表面の土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与える。毎日の葉水が非常に効果的。
肥料
緩効性肥料を規定量置き肥する、または規定倍率に薄めた液体肥料を与える。. 成長期に窒素とカリウムをバランス良く与えることで、美しい葉を展開させる。
バナナの皮の浸出液:カリウムを補給し根を丈夫にする。バナナの皮を水に1〜2日浸した上澄み液を希釈して使用。虫の発生を防ぐため土の表面に残さないこと。剪定
- 枯れ葉の除去 : 古くなった葉や枯れた葉は、茎の根元から清潔なハサミで切り落とす。
- 花茎の剪定 : 咲き終わった花(肉穂花序)は、種を採らない場合、株の体力を温存するために早めに根元からカットする。
- 気根の整理 : 気根が伸びすぎた場合は見栄えを整えるために軽く整理しても良いが、基本的には残して水苔や着生材に這わせる。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく。シュウ酸カルシウム結晶により、口腔内の激しい痛みや腫れを引き起こす。
人: シュウ酸カルシウム結晶を含むため、樹液に触れると皮膚炎を、誤飲すると口腔内や喉の炎症を引き起こす。
用途と文化
文化: ベルベット状の葉と美しい葉脈から、熱帯植物コレクターの間で非常に人気が高い。
用途: 室内観葉植物、テラリウム、温室での栽培。
