育成環境
日当たり直射日光を避けた明るい日陰(遮光率50%程度)を好む。
水やり土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与え、多湿を好むため毎日の葉水が重要。
温度高温多湿を好む。寒さに弱いため、冬場は15℃以上を保つことが望ましい。
特徴
- 葉 : 楕円形から倒卵形で非常に硬く、表面は濃緑色で深いシワ(葉脈)が入り、裏面は赤紫色を帯びる。縁は波打ち、ロゼット状(鳥の巣状)に展開する;
- 花 : 肉穂花序。仏炎苞は披針形で緑色〜紫褐色、肉穂は淡紫色〜緑色で目立たない;
- 茎 : 短く、太い気根を多数出す。
育て方
水やり
土の表面がしっかり乾いてからたっぷりと与え、こまめに葉水を行って空中湿度を高める
肥料
生育期に入るため、緩効性肥料を規定量置き肥する. 真夏や冬の休眠期は肥料焼けを防ぐため施肥を控える。
バナナの皮の浸出液:バナナの皮を細かく切り、水に1〜2日浸した上澄み液を水やり代わりに与える。カリウムが根の成長と細胞壁の強化を促進する。虫の発生やカビを防ぐため、皮の固形物は土に残さないこと。剪定
- 枯れ葉の除去:古くなり黄色く変色した下葉は、見栄えと通気性を保つため根元から清潔なハサミで切り落とす。
- 花柄摘み:枯れてきた花(肉穂花序)は、種を採取しない場合、株の体力消耗を防ぐために早めに根元から切り取る。
- 植え替え時の整理:2〜3年に1回、春から初夏にかけて植え替える際、傷んだ黒い根や長すぎる根を整理する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく:有毒。咀嚼によりシュウ酸カルシウムの針状結晶が刺さり、口腔内の激しい痛み、過剰なよだれ、嘔吐、嚥下困難を引き起こす。
人: 樹液にシュウ酸カルシウム結晶を含み、皮膚に触れると炎症やかぶれを引き起こす。誤飲すると口腔や喉に激しい痛みと腫れが生じる。
用途と文化
文化: 「鳥の巣(Bird's Nest)」型のアンスリウムとして知られ、その彫刻的で力強い葉の造形美から、世界中の熱帯植物コレクターの間で非常に人気が高い。
用途: 室内観葉植物、温室でのコレクション栽培。
