育成環境
日当たり日当たりを好む。1日6時間以上の直射日光が必要。
水やり乾燥に非常に強い。定着後は降雨のみで育つことが多いが、極端な乾燥時には週1回程度の深めの水やりを行う。
温度耐寒性・耐暑性ともに優れており、非常に丈夫。
特徴
- 葉 : 互生し、披針形から長楕円形。長さ5–12cm、縁は全縁で、表面には細かい毛が生える。他の同属植物と異なり、茎や葉を切っても白い乳液(乳汁)は出ないか、ごくわずか。
- 花 : 茎の先端に平らな散形花序を形成し、鮮やかなオレンジ色(まれに黄色や赤)の星形の花を多数咲かせる。花冠は反り返り、副花冠が直立する独特の構造。
- 果実 : 長さ7–10cmの紡錘形の袋果(フォリクル)。秋に熟して裂開し、絹糸のような冠毛を持つ種子を風に乗せて飛ばす。
- 根 : 太く深い塊根(tuberous root)を持ち、乾燥に非常に強い。
育て方
水やり
土の表面が完全に乾いたらたっぷりと与える。過湿を嫌うため乾燥気味に管理する。
肥料
芽出しの頃に緩効性肥料を少量与える程度で十分。. 痩せ地を好むため、多肥は避ける。特に窒素過多は徒長や花付きの悪化を招く。
バナナの皮の浸出液:バナナの皮を水に数日浸した液を薄めて与える。カリウムが根の成長と開花を助ける。多肥を嫌う植物なので、ごく薄くして使用し、頻繁に与えないこと。剪定
- 花がら摘み : 開花後に花がらを摘むことで、種子生産へのエネルギー消費を防ぎ、二番花を促すことができる。
- 種子の採取 : 種子を採取したい場合や、こぼれ種で増やしたい場合は、袋果をそのまま残す。
- 冬の切り戻し : 晩秋に地上部が枯れたら、地際で刈り取って整理する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく。摂取すると嘔吐、下痢、無気力、異常な心拍、発作、最悪の場合は死に至る危険がある。
人: 全草に強心配糖体(カルデノリド)を含み有毒。誤飲すると吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、重症化すると不整脈や呼吸困難を引き起こす可能性がある。樹液に触れると皮膚炎を起こすことがある。
用途と文化
文化: 英名の「Butterfly weed」が示す通り、オオカバマダラ(Monarch butterfly)をはじめとする多くの蝶やミツバチにとって重要な蜜源植物であり、幼虫の食草としても機能する。
用途: 花壇のボーダー、ドライガーデン、メドウガーデン、切り花。ネイティブプランツとしての景観緑化。
