エンジェルストランペット (Brugmansia suaveolens)

エンジェルストランペット

Brugmansia suaveolens

夕暮れに甘い香りを漂わせる、天使のラッパ。美しい花姿とは裏腹に強い毒性を持つ熱帯性低木;別名:キダチチョウセンアサガオ。

日当たりを好むが、真夏の強い直射日光は葉焼けを防ぐため避ける。
3/week
普通
🌱

育成環境

☀️
日当たり日当たりを好むが、真夏の強い直射日光は葉焼けを防ぐため避ける。
💧
水やり生育期は非常に水を好むため、水切れに注意する。
🌡️
温度温暖な気候を好む。耐寒性は低いため冬は防寒が必要。
🔍

特徴

  • : 互生、長楕円形~卵形で長さ15–30cm、全縁または波状縁。表面に微毛が生える。
  • : 下垂する巨大な漏斗状(長さ15–30cm)。白、黄、ピンクなどで、夕方から夜にかけて強い芳香を放つ。
  • 樹皮 : 茎は成長に伴い木質化し、よく分枝する。灰褐色。
🛠️

育て方

水やり

土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与える。夏場は朝夕2回必要な場合もある。

肥料

成長期に入るため、緩効性肥料を置き肥する。. 多肥を好むため、生育期は定期的な追肥が欠かせない。

バナナの皮の浸出液:細かく刻んだバナナの皮を水に数日浸し、その上澄み液を水で薄めて与える。カリウムが豊富で開花促進に有効。悪臭や虫の発生を防ぐため、長期間の放置は避け、使い切る。
剪定
  • 花後の剪定:咲き終わった花がらはこまめに摘み取り、病気を防ぐ。
  • 切り戻し:大きくなりすぎるため、秋から冬にかけて全体の1/2~1/3程度に切り戻す。
  • 安全対策:樹液に強い毒性があるため、剪定作業時は必ず厚手の手袋と長袖を着用し、作業後は手を洗う。
⚠️

毒性

注意:この植物には毒性がある可能性があります。

ペットと人

ペット: ASPCAに基づく:極めて有毒。摂取すると瞳孔散大、過剰なよだれ、胃腸障害、中枢神経系の抑制、頻脈、異常行動を引き起こす。

人: 全草(特に種子と葉)にトロパンアルカロイド(スコポラミン等)を含み極めて有毒。誤飲すると幻覚、瞳孔散大、頻脈、昏睡を引き起こし、最悪の場合は死に至る。樹液に触れた手で目を擦るのも危険。

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用途と文化

文化: 下向きに咲く巨大な花を「天使のラッパ」に見立てたロマンチックな名前を持つが、上向きに咲く近縁のダチュラ(Datura)は「悪魔のラッパ」と呼ばれることがある。

用途: 庭木や鉢植えとしての観賞用。過去には鎮痙薬や麻酔薬として利用された歴史があるが、毒性が強すぎるため現在は医療目的での個人利用は極めて危険。