育成環境
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好む。日照不足は果実の成熟と糖度に影響する。
水やり鉢植えは表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与える。地植えは根付いた後の水やりは基本不要だが、夏場の乾燥時には与える。
温度温暖な気候を好む。耐寒性はやや弱いが、関東以西であれば地植えでの冬越しが可能。
特徴
- 葉 : 掌状に3~5裂し、互生。表面はざらつき、裏面には短毛がある。
- 花 : 隠頭花序。果実(花嚢)の内側に無数の小花をつけるため、外からは見えない。
- 果実 : 未熟果は緑色に黄色の縦縞(ストライプ)が入り、熟すと黄色が強くなる。果肉は鮮やかなストロベリーレッド。
- 樹皮 : 灰白色で滑らか。若い枝にも黄色と緑の縞模様が入ることがある。
育て方
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり。夏場の水切れに注意。
肥料
芽出し肥として窒素・リン・カリが等量の緩効性肥料. 肥料切れを起こすと実つきが悪くなるため、生育期は定期的に施肥する。
バナナの皮の肥料:細かく刻んだバナナの皮を乾燥させて土に混ぜ込むか、水に数日浸して抽出した液を希釈して与える。カリウムが豊富で、果実の肥大と甘み向上に寄与する。剪定
- 時期:落葉期の12月~2月が適期。
- 秋果専用種の剪定:パナシェは春から伸びた新梢に実をつける「秋果専用種」のため、前年枝を2~3芽残して短く切り戻す。
- 樹形作り:一文字仕立てや杯状仕立てにすると日当たりが良くなり、収穫もしやすい。
- 注意点:剪定時に出る白い樹液に触れないよう、手袋を着用する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく:有毒。樹液の接触や葉・枝の摂取により症状が出る。
人: 樹液にフラノクマリン類が含まれ、皮膚に触れた状態で紫外線に当たると光線過敏症や皮膚炎を起こすことがある。果実は可食で無毒。
用途と文化
文化: 「不老長寿の果物」として古くから栽培されてきた。品種名の「パナシェ(Panachée)」はフランス語で「混ぜ合わせる」「縞模様」を意味する。
用途: 生食、ジャム、コンポート、ドライフルーツ。美しい縞模様の果実と枝は観賞価値も高い。
