育成環境
日当たり明るい半日陰を好む。直射日光は葉焼けの原因になるため避ける。
水やり常に用土が湿っている状態を保ち、高い空中湿度(60%以上)が必要。
温度高温多湿を好む。冬は15℃以上を保つのが理想。
特徴
- 葉 : 披針形から楕円形で、葉脈は平行脈状。葉の先端が伸びて蔓となり、その先に捕虫袋を形成する。
- 花 : 雌雄異株。総状花序を出し、花弁のない小さな緑色から赤褐色の花を多数つける。
- 捕虫袋 : 下部の袋は卵形から円筒形、上部の袋は漏斗形から円筒形で、緑色から赤みを帯びる。縁には滑りやすい襟(ペリストーム)があり、蓋がつく。
育て方
水やり
用土の表面が乾き始める前にたっぷりと与える。葉水も毎日行う。
肥料
基本的に不要だが、与える場合は規定の数倍に薄めた液体肥料を月に1回程度。. 食虫植物であるため、肥料は基本的に不要。虫を与える必要もない。
薄めたお茶(極薄):肥料は基本的に不要だが、どうしても活力を与えたい場合は、出がらしの緑茶をさらに水で極薄に希釈したものを少量与える程度にとどめる。濃いものは根を傷めるため厳禁。剪定
- 枯れ葉の除去:枯れた葉や古くなった捕虫袋は、見栄えと衛生面から根元から切り取る。
- 切り戻し:つるが伸びすぎた場合は、好みの長さで切り戻すことで脇芽の発生を促す。
- 時期:成長期の春から初夏が適期。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく特記すべき毒性なし。ただし、誤食による消化不良には注意。
人: 特記すべき毒性はなく、触れても安全。袋の中の消化液も通常は無害。
用途と文化
文化: 奇妙な形態から、古くから植物園などで珍重されてきた。種小名の「mirabilis」はラテン語で「驚異的な」「不思議な」を意味する。
用途: 観賞用(鉢植え、吊り鉢)。一部の地域では、袋を調理用の容器として利用する文化もある。
