育成環境
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好む。
水やり土の表面が乾いたらたっぷりと与える。開花期と果実肥大期は水切れに注意。
温度耐寒性・耐暑性ともに比較的強く、温帯地域での栽培に適する。
特徴
- 葉 : 卵形から長楕円形で互生し、長7–12cm、縁には鋭い刺状の鋸歯がある。
- 花 : 散房花序に径3cmほどの白い5弁花を咲かせる。雄蕊は多数あり、葯は赤紫色を帯びる。
- 樹皮 : 灰褐色で、老木になると縦に不規則な裂け目や剥がれが生じる。
育て方
水やり
土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷり
肥料
芽出し前に有機質肥料を元肥として施す. 窒素過多は枝葉ばかりが茂る原因になるため注意する。
バナナ皮と卵殻の抽出液:細かく刻んだバナナの皮を水に数日浸してカリウムを抽出し、乾燥させて砕いた卵の殻(カルシウム)を土にすき込む。果実の甘み向上と細胞壁の強化に役立つ。生ゴミの臭いを防ぐため土にしっかり埋めること。剪定
- 冬の休眠期(12月~2月)に、徒長枝や内側に向かって伸びる込み合った枝を根元から切り落とす。
- 花芽(ふっくらとした芽)を残すように短果枝を維持し、長果枝は切り詰める。
- 樹冠内部まで日光が十分に当たるよう、全体の風通しを改善する。
- 病害虫の温床となる枯れ枝やミイラ果は確実に取り除き処分する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づき無毒。果肉は安全だが、種子や芯の大量摂取は消化不良や窒息のリスクがあるため避ける。
人: 特記すべき毒性はなく、果実は広く食用とされる。種子には微量の青酸配糖体が含まれるが、通常摂取では無害。
用途と文化
文化: 「無し」と同音であることを忌み、縁起を担いで「有りの実」と呼ばれることがある。
用途: 果樹としての果実収穫、庭木。木材は硬く緻密なため、家具や彫刻、そろばんの玉などに利用される。
