育成環境
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好む。
水やり乾燥に強く、過湿を嫌う。土の表面が乾いてからたっぷりと与える。
温度耐寒性・耐暑性ともに比較的強いが、極端な高温多湿や凍結には注意が必要(種により耐寒性は異なる)。
特徴
- 葉 : 対生し、卵形から披針形、縁には鋸歯または浅裂がある。多くは芳香を持ち、表面に細かい毛が生える種もある。
- 花 : 茎の先端や葉腋に総状または穂状花序をつける。花冠は唇形で、上唇が極端に退化して深く裂け、下唇が大きく発達しているのが特徴。色は白、ピンク、紫、淡黄色など。
- 茎 : シソ科特有の四角い断面を持ち、直立または匍匐する。基部が木質化する亜低木状の種も多い。
育て方
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり
肥料
緩効性肥料を少量. 多肥を嫌うため、春と秋に少量の肥料を与える程度で十分。
卵殻粉末:よく洗って乾燥させた卵の殻を細かく砕き、株元の土に混ぜ込む。アルカリ性土壌を好む地中海原産の種(ウォールジャーマンダーなど)の生育を助ける。剪定
- 花後剪定:花が終わった後、花穂を切り取って株の消耗を防ぐ。
- 切り戻し:春先または秋に、伸びすぎた枝や古い枝を切り戻し、風通しと樹形を整える。
- 刈り込み:生垣に利用される種(T. chamaedrysなど)は、定期的に刈り込んで密な樹形を維持する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAにおいて特段の強い毒性は報告されていないが、精油成分を含むため、大量摂取により胃腸障害(嘔吐、下痢)を引き起こす可能性がある。
人: 一部の種(T. chamaedrysなど)は過去に薬用とされたが、肝毒性(ピロリジジンアルカロイド等に起因する肝障害)が報告されており、内服は推奨されない。日常的な接触では問題ない。
用途と文化
文化: ヨーロッパでは古くからノットガーデン(結び目模様の庭)の縁取りや低い生垣として利用されてきた。
用途: 観賞用(花壇、鉢植え、グラウンドカバー、生垣)。過去には痛風やリウマチの民間薬として利用されたが、現在は肝毒性の懸念から薬用・食用としてはほとんど使われない。
