ゴシュユ (Euodia ruticarpa)

ゴシュユ

Euodia ruticarpa

強い香りを放つミカン科の落葉小高木。果実は古くから生薬「呉茱萸」として重宝される;別名:テトラディウム・ルティカルプム。

日当たりと風通しの良い場所を好む。
2/week
普通
🌱

育成環境

☀️
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好む。
💧
水やり適度な湿潤を好むが、水はけの良さも重要。
🌡️
温度温暖な気候を好むが、関東以西であれば屋外で冬越し可能。
🔍

特徴

  • : 奇数羽状複葉で対生。小葉は楕円形~卵形で油点があり、揉むと特異な強い臭気を放つ;
  • : 枝先に集散花序を出し、黄緑色~白色の小さな5弁花を多数つける。雌雄異株;
  • 果実・樹皮 : 果実は秋に赤褐色に熟し、5裂して光沢のある黒い種子を出す。樹皮は灰褐色。
🛠️

育て方

水やり

表土が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷりと与える

肥料

芽出し前の寒肥として有機肥料を与える. 窒素分が多すぎると枝葉ばかり茂るため注意。

バナナの皮のカリウム液肥:細かく刻んだバナナの皮を水に数日浸出し、その上澄み液を希釈して与える。果実の充実と根の強化を助ける。虫の発生を防ぐため土の表面には残渣を置かない。
剪定
  • 時期:落葉期の1月~2月が適期。
  • 間引き剪定:混み合った枝や内側に向かって伸びる枝(内向枝)を根元から切り、採光と通風を改善する。
  • 徒長枝の処理:樹形を乱す勢いの強すぎる枝は切り詰める。
  • 花芽の保護:夏に花芽が形成されるため、強剪定は冬に行い、春以降は控える。
⚠️

毒性

注意:この植物には毒性がある可能性があります。

ペットと人

ペット: ミカン科特有の精油成分を含むため、大量に摂取すると嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こす可能性がある。

人: 通常、接触による毒性はない。果実は生薬として利用されるが、生食すると強い辛味と苦味があり胃腸を刺激する。

📖

用途と文化

文化: 中国では重陽の節句(9月9日)に、茱萸(ゴシュユ)を入れた袋を身につけて小高い山に登り、厄除けや長寿を願う風習があった。

用途: 未熟な果実を乾燥させたものは漢方薬「呉茱萸」として、冷え性や頭痛、腹痛の改善(呉茱萸湯など)に用いられる。