育成環境
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好む。
水やり乾燥には比較的強いが、鉢植えの場合は極端な水切れに注意する。
温度耐寒性・耐暑性ともに非常に高く、強健。
特徴
- 葉 : 紐状の鱗片葉が十字対生し、枝に密着する。若木や強剪定後には針葉(スギ葉)が出ることがある;
- 花・果実 : 春に目立たない球花をつける。翌年秋に黒紫色で白粉を帯びた漿果状の球果(径6–8mm)が熟す;
- 樹皮 : 赤褐色から灰褐色で、縦に薄く長く剥がれる。古木になると白骨化した「ジン(神)」「シャリ(舎利)」を形成する。
育て方
水やり
表土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与える。葉水も病害虫予防に効果的。
肥料
春の成長期(4~6月)に緩効性の固形肥料を置肥する。. 秋(9~10月)にも春と同様に施肥し、冬越しの体力をつけさせる。
乾燥茶殻のマルチング:よく乾燥させた緑茶の茶殻を土の表面に少量すき込む。通気性の改善と穏やかな栄養補給になる。生乾きはカビやコバエの原因になるため、完全に乾燥させたものを使用し、幹の根元に直接触れないよう注意する。剪定
- 芽摘み:春から秋の成長期に、輪郭から飛び出した新芽を指で摘み取る。ハサミを使うと切り口が赤茶色に変色して見栄えが悪くなるため注意。
- 透かし剪定:内部の風通しと日当たりを良くするため、込み合った枝や枯れ枝を元から切り落とす。
- 忌み枝の処理:立ち枝、下り枝、交差枝など、樹形を乱す不要な枝を剪定する。
- 針金かけ:樹形を整える場合、休眠期の秋から冬(11~3月)にかけて行う。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づく。精油成分により、摂取すると軽度の胃腸障害を引き起こす可能性がある。
人: 葉や果実の精油成分により、大量摂取すると胃腸障害を起こす可能性がある。
用途と文化
文化: 盆栽界では「松柏の王」と称され、厳しい自然環境を生き抜いた証である白骨化した幹(シャリ)と枝(ジン)、そして生命力あふれる緑の葉のコントラストが、自然の厳しさと美しさを表現する芸術として高く評価されている。
用途: 盆栽、庭木、グランドカバー、ロックガーデン。
