育成環境
日当たり日当たりの良い開けた場所を好む。
水やり乾燥に非常に強い。降雨のみで育つことが多く、過湿を嫌う。
温度耐寒性が高く、冷涼から温暖な気候まで適応する。
特徴
- 葉 : 根出葉が中心で、細かく羽状に全裂しシダのような外観を持つ。葉の縁がやや厚く縁取られる(種小名の由来)。
- 花 : 茎の頂部に複散形花序(アンベル)を形成し、小さな黄色の花を多数咲かせる。
- 茎・根 : 茎は直立し無毛または微毛がある。地中には乾燥に耐えるための太く深い直根(タップルート)を持つ。
育て方
水やり
土が完全に乾ききってから少量
肥料
成長期に極薄い液肥を1回程度(基本は不要). 痩せ地を好むため、肥料分はほとんど必要としない。
卵殻粉:乾燥・粉砕した卵殻を土に混ぜることで、水はけを保ちつつ微量要素を補給できる。生肥は根を傷めるため避ける。剪定
- 花後:種子を採取しない場合は、枯れた花茎を根元から切り取る。
- 休眠期:地上部が枯れたら、枯葉を取り除き風通しを良くする。
- 根の保護:直根性のため、植え替えや株分け時の根の切断は厳禁。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに特段の有毒記載なし。一般的な接触や微量摂取での重篤な中毒リスクは低い。
人: 野生のセリ科植物には猛毒種(ドクゼリなど)が多いため野外での誤食に極めて注意が必要だが、本属自体は伝統的に無毒とされ食用にされてきた歴史がある。
用途と文化
文化: ロマティウム属の植物は「ビスケットルート」と呼ばれ、ネイティブアメリカンが太い根を乾燥させて粉砕し、パンやビスケットのようにして食糧としていた重要な文化植物である。
用途: 自生地における生態系回復用の緑化植物、またはロックガーデン用の観賞植物。
