育成環境
日当たり日当たりと風通しの良い場所を好みます。少なくとも半日(6時間以上)は直射日光が当たる場所が理想です。
水やり鉢植えの場合は土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。地植えの場合は基本的に降雨のみで育ちますが、乾燥が続く場合は水やりをします。
温度耐寒性・耐暑性ともに比較的強いですが、極端な夏の猛暑や冬の寒風は避ける環境が適しています。
特徴
- 葉 : 奇数羽状複葉。小葉は卵形〜楕円形で縁に鋭い鋸歯があり、表面に光沢があるものが多い。托葉は葉柄に合着する。
- 花 : 枝先に単生または散房花序をつける。原種は5弁花だが、園芸品種は雄蕊が花弁化した八重咲きが主流。色は赤、ピンク、白、黄など極めて多様。
- 樹皮 : 茎(枝)には表皮が変形した鋭いトゲ(刺)が散生する。若い枝は緑色で、古くなると灰褐色になり木質化する。
育て方
水やり
土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与える(夏場は朝夕の涼しい時間帯に)
肥料
春の芽出し肥と、一番花が終わった後のお礼肥を施す. バラは肥料を多く必要とする「肥料食い」です。生育期には緩効性肥料を月に1回程度、または規定倍率に薄めた液体肥料を週に1〜2回与えます。
バナナの皮の肥料:バナナの皮を細かく刻んで乾燥させ、株元の土に浅くすき込みます。カリウムが豊富で、根の張りを良くし花付きを促進します。生のまま大量に与えるとカビやコバエの原因になるため、必ず乾燥させるか土にしっかり埋めてください。剪定
- 冬剪定(1月〜2月):休眠期に行う強剪定。全体の1/2〜1/3の高さまで切り戻し、枯れ枝、病気の枝、内側に向かって伸びる交差枝を根元から切り落として樹形を整えます。
- 夏剪定(8月下旬〜9月上旬):秋に美しい花を咲かせるための軽い剪定。全体の2/3程度の高さを残し、細い枝や弱った枝を整理します。
- 花がら摘み:花が咲き終わったら、種(果実)に栄養が取られるのを防ぐため、5枚葉(小葉が5枚ついている葉)のすぐ上で切り取ります。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づき無毒(Non-Toxic)と分類されています。摂取しても中毒症状は起こしませんが、トゲによる口腔内や消化管の物理的損傷に注意してください。
人: 特記すべき毒性はありません。花弁や果実(ローズヒップ)は食用やハーブティーとして利用されます。ただし、鋭いトゲによる物理的な怪我や破傷風の感染に注意が必要です。
用途と文化
文化: 西洋において愛、美、情熱の象徴とされ、ギリシャ神話では愛と美の女神アフロディーテに捧げられました。色や本数によって異なる花言葉を持ちます(例:赤は「愛情」、白は「純潔」)。
用途: 庭園での観賞用(つるバラのアーチ、鉢植えなど)、切り花、香水や化粧品の原料(ローズオイル、ローズウォーター)、ハーブティー(ローズヒップ)、ジャムなど多岐にわたります。
