育成環境
日当たり年間を通して日当たりと風通しの良い場所を好む。
水やり乾燥に強く過湿を嫌う。鉢植えは土の表面が完全に乾いてからたっぷり与える。
温度温暖な気候を好むが、比較的耐寒性もある(関東以西では地植え可能)。
特徴
- 葉 : 対生、長楕円形~披針形。表面は光沢のある暗緑色、裏面は銀白色の星状毛が密生する。
- 花 : 葉腋から円錐花序を出し、黄白色で4裂した小さな花を多数つける。
- 樹皮 : 灰白色~灰褐色。若枝は滑らかだが、老木になると不規則な縦の裂け目ができる。
- 樹形 : ミッション種は枝が上へ伸びる直立性(アップライト)が強く、スマートな樹形になりやすい。
育て方
水やり
土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり
肥料
春の芽出し前に緩効性肥料(3月). 窒素・リン酸・カリが等量か、実をつける場合はリン酸が多めの肥料を与える。
卵殻粉末:オリーブは弱アルカリ性の土壌を好むため、よく洗って乾燥させ細かく砕いた卵の殻を土に混ぜ込むと、酸度調整とカルシウム補給に役立ちます。剪定
- 時期: 2月~3月(休眠期)が基本の適期。
- 間引き剪定: 採光と通風を良くするため、内側に向かって伸びる交差枝、下向きの枝、根元からのひこばえを根元から切り落とす。
- 樹形コントロール: ミッション種は直立性で高くなりやすいため、好みの高さで主幹の芯を止める(摘心)と横枝が出やすくなる。
- 結実への配慮: 春に伸びた新梢に翌年花芽がつくため、今年伸びた元気な枝をすべて切り落とさないよう注意する。
毒性
注意:この植物には毒性がある可能性があります。
ペットと人
ペット: ASPCAに基づき無毒(Non-Toxic)。
人: 特記すべき毒性はありません。果実は渋抜きをすることで食用となり、種子からはオイルが採れます。
用途と文化
文化: 旧約聖書の「ノアの箱舟」の逸話で、ハトがオリーブの枝をくわえて戻ってきたことから「平和の象徴」とされる。国連旗のデザインにも採用されている。
用途: 庭のシンボルツリー、鉢植え観葉植物。果実は塩漬け(テーブルオリーブ)やオリーブオイルの搾油に利用される。
